熊本県議会 2045-06-01 06月16日-06号
試験研究機関の中核ともなるべき農業試験場は、昭和三十三年、県が赤字再建団体のさなか、県民の熱望により、農業者のわら一把運動や県下市町村農業団体のとうとい寄金等によって現在地に移転改築されたと聞き及んでおりますが、四半世紀を経過した今日では、市街地化の進展によって試験研究環境としては不適な場所のように感ぜられます。
試験研究機関の中核ともなるべき農業試験場は、昭和三十三年、県が赤字再建団体のさなか、県民の熱望により、農業者のわら一把運動や県下市町村農業団体のとうとい寄金等によって現在地に移転改築されたと聞き及んでおりますが、四半世紀を経過した今日では、市街地化の進展によって試験研究環境としては不適な場所のように感ぜられます。
これまで乾燥室の改善を中心に燃料費の節減を指導し、約一割の節減が実現しておりますが、さらに本年度から三カ年計画で、農業試験場八代支場におきまして省エネルギーイグサ乾燥技術の実用化促進事業を行うこととしております。抜本的な省エネルギー技術の確立による生産費低減とイ業農家の経営安定を図る考えでございます。
この強力米、県でも力を入れて保護していただいていて、特別に農業試験場で原種を栽培して農家に提供する体制も取っています。ところが、強力米は栽培が非常に難しいようで、原種から種もみを増やして苗を生産するのが極めて大変で、酒造メーカーでは、せっかくのインド輸出が今後軌道に乗ったとしても、肝腎要の強力米がないでは途方に暮れるしかないと相当な危機感を募らせていらっしゃいます。
これまで本県では、きぬむすめであり、プリンセスかおりであり、このほど食味ランキングで初めて特Aとなった星空舞についても、県の農業試験場の原原種の栽培に始まり、種子栽培、食用栽培と、研究開発から長い年月と人手をかけて本県の大切なオリジナル品種に育ててこられました。ぜひ今後も引き続き、県産米の安定生産、その原動力となる種子生産の安定確保に努めるよう、お願いしたいと考えております。
農業試験場、農業大学校、林業指導センターを統合し、即戦力人材の育成と先端技術の開発に一体的に取り組む農林業の知と技の拠点が、四月一日に供用開始となります。
まず、農林業の知と技の拠点について、 施設の供用開始に向けた取組を伺うとの質問に対し、 農林業の知と技の拠点は、農業大学校や農業試験場等の統合メリットを生かして、本県農林業の人材育成や新技術開発の核となることが期待されており、新設する土地利用学科等において即戦力となる人材の育成に取り組むとともに、民間企業等の力を積極的に取り入れたプラットフォーム体制を構築し、本県独自の新技術開発の取組を加速化していく
このほか、O 新型コロナウイルスの感染拡大時の対応についてO 年末年始に向けた感染拡大防止の呼びかけや検査体制の確保についてO 個人情報保護法の改正趣旨と影響等についてO 農業試験場跡地の利活用についてO 県有施設の照明のLED化についてO 送迎バス安全装置導入等支援関連事業の対象となる事業者についてO 人づくり施策の具体化に向けた関係部局間の連携についてO デジタル技術を活用した買物弱者支援について
まず、農業試験場などで、圃場や動植物の管理を行ってきた特別行託職員が退職をした結果、圃場や動植物の特性に関する試験研究業務の維持管理が難しくなっているようです。圃場や家畜等の管理を行う職員は的確な管理技術と再現性が要求されるので、技術の伝承という観点からも、今のままでは非常に不安だという意見が現場から届いていますが、農政部としての認識をお伺いします。
本県においては、農業試験場知的財産管理部が県が育成した品種の知的財産の取扱いを総括しており、生産者や種苗業者など関係者を対象に研修会等を開催し、法律の内容とその遵守の啓発を図っているところです。また、インターネット上での販売状況や直売所の巡回などの監視を実施することで、違法な事案の発見や発生抑止に努めております。
実は私が引き継いだ、ちょうど平成19年頃というのは大論争がありまして、農業試験場等の研究機関などを再編して法人化をするとか、それからJAと役割分担をして、どちらかというと県の改良普及員は若干撤退の方向ということで、相当反発がありました。私も最初の選挙を戦ったときに結構JA側だとか農家の方から不信感を言われたものであります。
◎農政水産部長(久保昌広君) 本県における加工用米は、早期栽培向けの「宮崎52号」と普通期栽培向けの「み系358」を総合農業試験場が育成し、広く普及しております。 令和3年産の10アール当たりの平均収量は、「宮崎52号」が536キロ、「み系358」が629キロで、加工用米としても作付されている「夏の笑み」などの主食用米と比べ、それぞれ112%、127%と収量が多くなっております。
県では、これまでも新型コロナウイルス感染症対策、コロナ禍における原油価格・物価高騰対策として、県民生活の支援及び事業者支援に取り組んできていますが、今回お聞きしたいのは農業大学校と農業試験場における事業執行の状況です。
まず初めに、農業試験場跡地の利活用についてお尋ねいたします。 来年四月、山口市にある農業試験場、林業指導センターと防府市の農業大学校が統合され、即戦力人材の育成と先端技術の開発に一体的に取り組む、農林業の知と技の拠点が開設されます。
現在の宮城米の主力品種の一つ、ひとめぼれは、コシヒカリと初星を両親として、今を去ること三十一年前、一九九一年に古川農業試験場にて誕生いたしました。ひとめぼれは、冷害にとても強く、味と香りが良く、粘りの強い大変おいしいお米です。
ですから、この点についても、農政部としては、例えば農業試験場などを通して研究を重ねていただきたいと思っています。例えば、家畜のふん尿を直接畑にまいた場合や、あるいはそれらを乾燥させて、ペレットにするいい機械も稼働しているようですが、そういった形にして畑にまいた場合にはどういう現象が出てくるのか。
そこで、平成21年に農業試験場に設置した知的財産管理部において、特にクイーンルージュやナガノパープルなどの新品種の県外、海外への無断流出など、知的財産の保護と活用にどのように対応してきたのか。また、どんな課題があるとお考えか。 続けて、近年の果樹、野菜など品目ごとの新品種の開発状況はいかがか。特に、リンゴ「シナノゴールド」の海外許諾料などを活用した新たな品種の開発研究をどのように進めているか。
こうした現状と照らし合わせて考えますと、様々な農業・栽培技術の開発やその普及において本県の中核的拠点の役割を果たしてきた農業試験場や野菜花き試験場、また、農業農村支援センターの技術経営普及の取組にも、これまでにはない新たな視点が要求され、研究や技術開発の在り方にも変化が生じてくるのではないかと感じますが、農政部ではどのように対応策を講じていこうと考えているのか。伺います。
福井県立大学は、1920年、福井県農業試験場内に福井県農業技術委員養成課程が設置されたのが始まりとされている。1966年には、福井県農業短期大学校に改称をして、以来、農業・経営・看護・経済・生物資源の各部を時代と地域の要請に応える形で組織をされてきた。
宿根ソバの生育特性、繁殖性、さらに既存在来ソバへの影響など、農業試験場において、植栽の可能性の研究をしていただけるとの答弁でございましたが、その後、宿根ソバの検証はどの程度進んだのか、御所見を伺います。 さて、近隣地域から発生する間伐材や木材等を木質ペレットにすることにより、木質バイオマス燃料、建材燃料や製紙原料など、多目的に利用することができます。
農業試験場による試験では、圃場を空撮した画像を基に生育状況を診断し、個々の生育に合わせた追肥をすることによりまして、収量が約1割増加するという結果が得られております。 さらに現在、空撮による生育診断と同時に追肥をすると、こういった1回のドローンの使用で追肥までできるといった研究も進めておりまして、ドローンの利便性向上に努めてまいります。